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空きビルが犯罪の温床に?オーナーが注意すべきポイント

空きビルは適切に管理されていない場合、犯罪の拠点として利用されるリスクがあります。現代では、詐欺グループが空き物件を犯罪の受け皿として使用したり、不法占拠によって違法風俗店や賭博場として運営されたりするケースも増えています。オーナーにとっては、犯罪行為が発生した際の法的責任や物件の価値低下といった問題に直面する可能性があるため、適切な管理が不可欠です。

空きビルが狙われる犯罪の種類とそのリスク

空きビルはさまざまな犯罪行為に悪用される可能性があります。その中でも特に多いのが、不法占拠、詐欺グループの拠点化、違法風俗店や賭博場の運営、放火といった犯罪です。長期間放置された物件ほどターゲットになりやすいため、犯罪の実態を把握し、リスクを認識しておきましょう。

不法占拠

不法占拠とは、スクワッターと呼ばれる者が無断で空きビルを利用するケースを指します。一度占拠されると、退去させるために法的手続きを行う必要があり、多大な労力と時間がかかります。さらに、違法な用途に利用された場合、建物の破損や近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。

詐欺グループの拠点化

詐欺グループによる悪用も近年増加しています。2024年8月には、福岡県と愛知県の合同捜査本部が、空きビルを利用したクレジットカード詐欺グループを摘発しました。このように、犯罪者が偽造身分証を使って住所を登録し、金融犯罪を行うケースが後を絶ちません。オーナー自身が犯罪に関与していなくても、所有するビルの住所が不正利用されることで、捜査対象となるリスクもあります。

違法風俗店や賭博場の運営

違法風俗店や賭博場としての悪用も深刻な問題です。過去に摘発された違法店舗が放置されると、新たな犯罪者によって再び違法営業の拠点として使用されることがあります。警察庁は、宅地建物取引業者やビルオーナーに対し、賃貸契約時の入居者確認を徹底するよう警告を発しています。オーナーが安易にテナント契約を行うと、知らぬ間に違法営業の場を提供することになりかねません。

放火や犯罪の隠れ場所

管理が行き届いていない空きビルは、放火のターゲットになりやすく、一度火災が発生すれば、建物全体に被害が及ぶ可能性があります。また、逃走中の犯罪者が身を隠す場所として利用することも考えられます。このような事態を防ぐためには、定期的な巡回や監視が必要となります。

空きビルの防犯対策としてオーナーが取るべき具体的な措置

施錠と物理的防御の強化

  • すべての出入口と窓を確実に施錠し、頑丈な鍵を使用する
  • スマートロックを導入し、遠隔管理できる体制を整える
  • キーボックスの暗証番号を定期的に変更し、不正アクセスを防ぐ
  • 敷地内に立ち入り防止のフェンスを設置し、無断侵入を防ぐ
  • 不要なドアや窓を板や鉄格子で塞ぎ、簡単に開閉できないようにする

防犯カメラと監視体制の強化

  • エントランス、共用部、裏口、非常口、駐車場などに防犯カメラを設置する
  • 夜間でも鮮明に映る赤外線カメラを活用し、録画データをクラウド保存する
  • 「防犯カメラ作動中」の警告看板を掲示し、犯罪抑止力を高める

郵便受け・住所の管理

  • 空き部屋の郵便受けは施錠し、不審な郵便物が届かないようにする
  • テナント契約時には入居者の身元確認を厳格に行い、不正利用を防ぐ

空きビルの適切な管理と活用によるリスク回避

短期利用や地域活性化への活用

  • 空きビルを短期間貸し出し、人の出入りを増やして犯罪抑止効果を高める
  • コワーキングスペースやギャラリーとしての活用を検討する
  • 自治体と連携し、地域イベントの会場として利用する
  • 地方自治体の助成金や補助制度を活用し、空きビルのリノベーションを進める

空きビルの管理は決して容易ではありませんが、適切な防犯対策を講じることで、犯罪のリスクを大幅に低減できます。早めの対応を心掛け、安全な管理体制を整えることが、オーナーとしての責任であり、資産を守ることにつながります。

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